ブログ記事を作っていると、アイキャッチ画像や図解、グラフ、スクリーンショットなど、画像を使う機会が増えてきます。
そこで気になるのが、「ブログ画像もSEOに影響するのか?」という疑問です。
画像SEOについて調べると、「ファイル名にキーワードを入れる」「alt属性を設定する」「WebPを使う」など、さまざまな情報が出てきます。
ただし、画像を設定すれば検索順位が上がるという単純な話ではありません。Googleは画像の内容だけでなく、画像周辺の文章なども利用して画像を理解しています。
基本は、読者に役立つ画像を使い、その内容を検索エンジンにも理解しやすい状態に整えることです。
この記事で分かること
- ブログ画像とSEOの関係
- 画像ファイル名の付け方
- alt属性の役割と書き方
- 画像サイズとファイル容量の違い
- WordPressで画像を使うときの基本的な考え方
ブログ画像はSEOに関係する?
画像もGoogle検索と無関係ではありません。
Googleは画像検索のために、画像そのものに加えて、ページの内容や画像付近のテキストなどを利用して画像の意味を理解します。また、画像がGoogle画像検索から発見される可能性もあります。
2026年にはGoogle検索とDiscoverで使用する画像について、構造化データやog:imageなどを画像選択の情報源として利用することも公式ドキュメントに追記されています。 (Google for Developers)
ただし、画像を多く掲載すれば検索順位が上がるわけではありません。
例えばCPAの計算方法なら、文章だけで説明するより計算式や具体例を図解した方が理解しやすい場合があります。一方、本文と関係のないイメージ画像を見出しごとに追加しても、記事の価値が高まるとは限りません。
「この画像によって読者の理解が進むか」を基準に考えるのが基本です。
画像ファイル名は分かりやすくする
画像を保存すると、
IMG_5832.jpg
image001.png
といったファイル名になることがあります。
そのままでも画像は表示できますが、ブログへアップロードする前に、内容を簡潔に表す名前へ変更しておくと管理しやすくなります。
例えばCPAの計算例なら、
cpa-calculation-example.png
内部リンクの構造図なら、
internal-link-structure.png
といった形です。
重要なのは、SEOキーワードを大量に詰め込むことではありません。
「何の画像なのか分かる短い名前を付ける」程度に考えれば十分です。
alt属性とは?
画像SEOでよく登場するのが**alt属性(代替テキスト)**です。
例えば、内部リンクの構造を説明した画像なら、
<img src="internal-link.png"
alt="3つの記事を内部リンクでつないだ構造図">
のように設定できます。
画像を見ることができない環境でも、何を表した画像なのかをテキストとして伝えられます。
altは検索エンジンのためだけの設定ではなく、画像の意味や役割を文章で伝えるためのものと考えると分かりやすいでしょう。
alt属性はキーワード欄ではない
SEOを意識しすぎると、
alt="SEO ブログ SEO対策 Google 検索順位 画像SEO"
のようにキーワードを並べたくなるかもしれません。
しかし、これでは画像の説明になっていません。
例えばアクセス数のグラフなら、
「2026年1月から6月までの月別アクセス数の推移」
広告導線の比較図なら、
「直LPと記事LPの広告導線を比較した図」
といった説明の方が自然です。
「画像を見られない人へ、この画像を文章で説明するとしたら何と伝えるか」と考えると、altを作りやすくなります。
また、単なる装飾画像など、画像の役割によっては詳しい代替テキストが必要ない場合もあります。すべての画像へSEOキーワード入りのaltを設定する必要はありません。
画像サイズとファイル容量は別物
ブログ画像では、画像の大きさだけでなくファイル容量にも注意します。
例えば、
1536×1024px
は画像の縦横サイズです。
一方、
200KBや1.5MB
はファイル容量です。
同じ1536×1024pxでも、画像形式や圧縮方法によって容量は変わります。
必要以上に大きな画像ファイルを読み込ませれば、ページ表示の負担になります。特に記事上部の大きな画像がLCP(Largest Contentful Paint)の対象になれば、表示速度にも関係します。
そのため、必要な画質を維持しながら、必要以上に重い画像を使わないことが大切です。
JPEG・PNG・WebPはどう考える?
画像形式にはJPEG、PNG、WebP、AVIFなどがあります。Google画像検索も複数の画像形式をサポートしています。
「SEOなら必ずWebPにする」と考えるより、画像の用途に合わせて選ぶ方が自然です。
写真ならJPEGやWebP、透過が必要ならPNGなど、それぞれ特徴があります。
WordPressでは画像最適化機能やプラグイン、サーバー側の機能によって形式変換や圧縮が行われる場合もあるため、実際に配信されている画像を確認することも大切です。
画像と本文の内容を一致させる
画像SEOでは、ファイル名とaltだけを設定すれば終わりではありません。
例えばCPAのグラフを掲載するなら、本文でも、
「次のグラフは、CV数の変化によってCPAがどう変わるかを示しています」
など、画像の意味を説明します。
Googleも画像だけを孤立して見るのではなく、ページとの関係から内容を理解します。
そのため、
記事テーマ → 本文 → 画像 → ファイル名 → alt
が自然につながっている状態を目指します。
オリジナル画像は「情報」として使う
生成AIによってオリジナル画像を作ることも簡単になりました。
ただし、AI生成画像だからSEOで有利になるわけではありません。
ブログで特に価値を持ちやすいのは、
実際の管理画面のスクリーンショット、自分のデータを使ったグラフ、検証結果の図解、独自の比較表など、文章だけでは伝えにくい情報を視覚化した画像です。
AI Business Labでも、実際に広告やブログを運用して得たデータをグラフ化すれば、単なる装飾ではなく記事の一次情報を補強する画像になります。
Googleも記事を表す画像について、記事内容に関連する画像を使用するよう案内しています。 (Google for Developers)
画像検索から読まれる可能性もある
Googleには通常の検索結果だけでなく画像検索があります。
「内部リンク 構造図」「CPA 計算 図」のように、視覚的な情報を探す検索もあります。
そのため、分かりやすい図解を作り、内容に合ったファイル名・alt・周辺文章を設定しておけば、画像検索から発見される可能性もあります。
画像を単なる記事の装飾ではなく、検索され得るコンテンツの一部として扱う考え方です。
まとめ
ブログ画像はSEOと無関係ではありませんが、画像を増やしたりaltへキーワードを詰め込んだりすれば検索順位が上がる、というものではありません。
まず考えたいのは、「この画像があることで読者に何が伝わりやすくなるのか」です。
必要な画像を用意し、内容が分かるファイル名を付ける。画像の役割に応じたaltを設定し、必要以上に大きなファイルを使わない。そして本文と画像の内容を一致させる。
特に実践型ブログでは、スクリーンショットや実データのグラフ、独自の図解なども重要な情報になります。
読者に役立つ画像を作る → 検索エンジンにも理解しやすく整える → 軽量化して快適に表示する。
この順番で考えることが、ブログ初心者にとっての画像SEOの基本です。

