アフィリエイト案件を探していると、ASPの管理画面に**「提携中」「提携済み」**と表示されることがあります。
広告主へ提携申請を行い、承認されればアフィリエイトリンクを取得できるようになります。
私は当初、この状態になれば、
「この案件を使ってMeta広告を出す準備ができた」
と考えていました。
ところが実際にMeta広告での出稿を準備し、ASPへ問い合わせてみると、そう単純ではありませんでした。
ASPでの提携承認と、Meta広告での出稿許可は別の確認事項だったのです。
さらに、Meta広告を使えるかだけでなく、広告から広告主LPへ直接送客できるのか、自分の記事LPを経由する必要があるのかまで確認する必要がありました。
今回は、実際にASPへ確認したことで分かった「提携」と「広告出稿」の違いを整理します。
この記事で分かること
- ASPで「提携済み」になる意味
- 提携済みでもMeta広告を出せるとは限らない理由
- Meta広告可否と直LP可否の違い
- 案件選定時に事前確認したいポイント
- 実際の広告準備で変わった案件選定の考え方
「提携済み」は広告方法すべての許可ではない
ASPでは、案件ごとに広告主と提携します。
提携が承認されれば、そのプログラムの広告リンクを作成できるようになります。
ただし、これはその案件について提携関係が成立したことを意味するもので、どの媒体・どの集客方法でも自由に広告できるという意味ではありません。
ASPの案件詳細には、成果条件や否認条件だけでなく、掲載時の注意事項や広告条件などが設定されています。
例えばA8.netでも、プログラムごとに成果条件、否認条件、リスティング条件、アピールサイトなどの情報を確認してから広告を掲載するよう案内されています。(A8.net)
つまり、
提携できるか
と、
自分が予定している方法で広告できるか
は分けて確認する必要があります。
Meta広告の可否が画面だけでは分からないことがある
今回特に困ったのが、Meta広告を使えるかどうかでした。
案件詳細ではリスティング広告について条件が書かれていても、Facebook広告やInstagram広告まで明確に書かれているとは限りません。
そこで自己判断せず、ASPへ問い合わせることにしました。
実際に確認したところ、今回のケースでは案件ごとに広告主への確認が必要になるという回答でした。
つまり同じASPでも、
Meta広告可。
Meta広告不可。
条件付きで可。
と案件ごとに扱いが変わる可能性があります。
ここで、「ASPを選ぶこと」と「Meta広告で運用できる案件を選ぶこと」は別の作業だと分かりました。
Meta広告が可能でも「直LP可能」とは限らない
さらに今回、もう一つ分かったのが直LPの問題です。
私は当初、
Meta広告 → 広告主LP → CV
という導線を想定していました。
しかし今回問い合わせたASPでは、登録した媒体を経由せずに広告主LPへ直接送客する形式について、利用できないという趣旨の回答がありました。
ここで重要なのは、
① Meta広告を利用してよいか
と、
② Meta広告から広告主LPへ直接送客してよいか
が別問題だということです。
例えばMeta広告自体が認められていても、
Meta広告 → 自分の記事LP → 広告主LP → CV
という導線が必要になる場合があります。
私は最初、この2つをほぼ同じ確認事項として考えていました。
実際に問い合わせたことで、切り分けて確認する必要があると分かりました。
提携してから確認すると準備が無駄になる可能性がある
この経験から、案件を探す順番についても考え直しました。
例えば、
報酬が良い。
LPも使いやすそう。
広告クリエイティブも作れそう。
と判断して提携申請する。
承認後にクリエイティブを作り始め、そこで初めてMeta広告の可否を確認する。
その結果、
「この案件ではMeta広告を利用できません」
となれば、それまでの準備をやり直すことになります。
Meta広告を前提に案件を探しているなら、提携前または制作前の段階で広告条件まで確認した方が効率的です。
ASPには「媒体+導線」まで伝えて確認する
今後は、ASPへ問い合わせるときも聞き方を具体的にした方がよいと考えています。
例えば、
「Facebook・InstagramのMeta広告を利用できますか?」
だけではなく、
「Meta広告からASP発行リンクを利用して広告主LPへ直接送客できますか?」
さらに必要なら、
「Meta広告から自サイトの記事LPへ送り、そこから広告主LPへ遷移させる方法は可能ですか?」
まで確認します。
これなら、Meta広告そのものの可否と、直LP・記事LPの条件を分けて確認できます。
案件選定で見る項目が増えた
以前は案件を探すとき、
報酬額、成果条件、否認条件、承認率、確定期間、LPなどを中心に見ていました。
今回の経験から、Meta広告を使う案件ではさらに、
Meta広告は利用可能か
直LPは可能か
記事LP経由なら可能か
掲載媒体の指定はあるか
広告表現に追加条件があるか
まで確認する必要があると分かりました。
つまり探すべきなのは単に「条件の良い案件」ではありません。
自分が予定している広告手法で実際に運用できる案件です。
記事LPを用意できることも一つの選択肢になる
直LPが使えない場合でも、案件そのものを必ず諦める必要があるとは限りません。
広告主・ASP双方の条件で認められているなら、
Meta広告 → 自分の記事LP → 広告主LP → CV
という導線を作れます。
記事LPを挟むことで、広告で提示した悩みや訴求を補足し、ユーザーが広告主LPへ進む理由を作ることもできます。
一方でページが一つ増えるため、記事LPから広告主LPへの遷移率など、新たに確認するポイントも生まれます。
直LPより設計項目は増えますが、改善できる場所も増えるという違いがあります。
ASPとMetaのルールはそれぞれ確認する
もう一つ忘れてはいけないのが、ASP・広告主側で認められていても、それだけでMeta広告を出せるわけではないという点です。
Meta側にも独自の広告基準と審査があります。
つまり、
ASPでOKだからMetaでもOK
でもなければ、
Metaの審査を通ったからASPの条件も満たしている
わけでもありません。
案件側の条件と広告媒体側のルールを、それぞれ確認する必要があります。
広告を作る前に確認する順番
今回の経験を踏まえると、Meta広告用の案件は次の順番で確認すると整理しやすそうです。
- 案件・成果条件・否認条件・報酬を確認する
- Meta広告の利用可否を確認する
- 直LP可能か、記事LPが必要か確認する
- 掲載媒体や広告表現の条件を確認する
- 不明点をASPへ問い合わせる
- 条件を確認してから提携・クリエイティブ制作へ進む
広告を何本も作ったあとに、そもそも出稿できないと分かる状態は避けたいところです。
まとめ
今回、ASPへ問い合わせるまでは、
案件を探す → 提携する → 広告を作る → Meta広告へ出す
という流れを想定していました。
しかし実際には、その途中に、
「この案件を、自分が予定している媒体・導線で広告してよいのか確認する」
という工程が必要でした。
特に今回分かったのは、
ASPで提携済みになったことと、Meta広告への出稿許可は同じではない
という点です。
さらに、
Meta広告可否と直LP可否も別に確認する必要があります。
提携済みという表示は広告準備の一段階ではありますが、広告費を使って出稿できる状態になったことまで保証するものではありません。
今後は案件を探すときに、報酬やLPだけではなく、
「この案件を、自分が予定しているMeta広告の導線で本当に運用できるか」
まで確認してから制作へ進めたいと思います。
実際にASPへ問い合わせたことで、案件選定は「提携できる商品を探すこと」ではなく、自分の広告戦略で運用可能な案件を探すことなのだと理解できました。

