GA4で中国からのアクセスが急増|ボットを疑った理由と確認したデータ

Google Analytics 4(GA4)を確認していると、普段とは明らかに違うアクセスが発生していました。

中国からのユーザーが突然34まで増えていたのです。

最初は海外から記事を読んでもらえた可能性も考えました。しかし詳しく見ると、中国からのアクセスは平均エンゲージメント時間がほぼ0秒。日本からのアクセスとは動き方がかなり違っていました。

そこで今回は、「アクセスが増えた」と単純に考えるのではなく、ボットや自動アクセスの可能性も含めてデータを確認しました。

この記事では、実際にGA4でどこに違和感を持ち、どのように判断したのかを記録します。

目次

この記事で分かること

  • 海外アクセスの急増で最初に確認したポイント
  • ボットの可能性を疑った理由
  • ユーザー数だけでは判断できない理由
  • GA4とSearch Consoleを組み合わせた確認方法
  • ブログ初期に異常アクセスを見分ける重要性

中国から突然34ユーザーのアクセスが発生

今回最初に気づいたのは、GA4の国別データでした。

普段とは違い、中国から34ユーザーのアクセスが発生していました。

34という数字だけなら、大規模なWebサイトでは珍しくありません。しかし、まだアクセス数の少ないブログでは無視できない規模です。

重要なのは絶対数よりも、普段ほとんどなかったアクセスが突然増えたことでした。

とはいえ、この時点ではボットとは判断していません。

海外から検索やSNSなどを通じて記事を見つけてもらった可能性もあるため、「実際に記事を読んでいるのか」を確認しました。

平均エンゲージメント時間がほぼ0秒だった

そこで気になったのが平均エンゲージメント時間です。

GA4のエンゲージメント時間は、Webページがフォーカスされているなど、ユーザーが実際にサイトを利用していた時間を把握するための指標です。

今回、中国からのアクセスでは、この数字がほぼ0秒になっていました。

34ユーザーが訪問して、その大部分がほとんどエンゲージしていない。

もちろん、人間でもページを開いてすぐ離脱することはあります。そのため0秒に近いからといって、それだけでボットとは断定できません。

ただ、

「中国から突然34ユーザー」+「平均エンゲージメント時間がほぼ0秒」

という組み合わせには違和感がありました。

日本からのアクセスと比較すると違いが分かりやすかった

判断材料になったのが、日本からアクセスしているユーザーとの比較です。

日本からのアクセスでは、少なくとも記事を読んでいると考えられるエンゲージメントが発生していました。

一方、中国からはユーザー数だけが急増し、その後の行動がほとんど確認できません。

ここで実感したのが、

「ユーザー数が増えた=読者が増えた」ではない

ということです。

アクセス解析では一つの数字だけを見るのではなく、普段のデータや他のユーザー群と比較することで異常に気づきやすくなります。

ボットの可能性はあるが断定はできない

今回のデータから、ボットや何らかの自動アクセスの可能性を疑いました。

ただし、中国からの34ユーザーをボットだと断定したわけではありません。

GA4では、Googleが既知と判断しているボットやスパイダーからのトラフィックは自動的に除外されます。

それでも、自動アクセスをすべて完全に識別できるとは限りません。また、人間による特殊なアクセスや計測上の別の要因も考えられます。

そのため今回は、

「通常の読者とは異なる可能性があるので、継続して確認する」

という判断にしました。

また、「中国だから怪しい」と判断するのも適切ではありません。見るべきなのは国ではなく、アクセスの発生状況と行動データです。

Search Consoleと比較すると原因を切り分けやすい

もう一つ参考になるのがGoogle Search Consoleです。

Search ConsoleではGoogle検索での表示回数やクリック数、CTR、掲載順位などを確認できます。一方、GA4ではサイトへ流入した後の行動を確認できます。

例えば、

GA4のユーザー数だけ急増しているのに、Search Consoleの検索クリックは増えていない

のであれば、少なくともGoogle検索から読者が急増した可能性は低そうだと考えられます。

もちろんSNS、直接流入、他サイトからのリンクなどもあるため、これだけでボットとは判断できません。

それでも原因を切り分ける材料にはなります。

怪しいアクセスを見つけても、まずは観察する

今回はすぐに除外設定などを行うのではなく、しばらくデータを観察することにしました。

確認したいのは、翌日以降も続くのか、特定ページに集中しているのか、流入元に偏りがあるのか、特定の時間帯だけ増えているのか、といった点です。

単発で終われば一時的な現象だった可能性があります。

反対に、同じ特徴を持つアクセスが繰り返されるなら、より詳しく原因を調べる必要があります。

ブログ初期ほど異常アクセスの影響は大きい

今回の経験で特に重要だと感じたのが、アクセス数の少ないブログほど異常値の影響を受けやすいことです。

例えば普段10ユーザーのブログに30件の不自然なアクセスが加われば、GA4上では一気に40ユーザーになります。

数字だけなら「アクセスが4倍になった」と見えてしまいます。

だからこそ、

ユーザー数 → エンゲージメント → 流入元 → 閲覧ページ → 地域

というように、アクセスの「量」だけでなく「行動」まで確認する必要があります。

これは、実際にGA4を継続して見るようになったからこそ気づけた点でした。

まとめ|アクセスが増えたときほど「なぜ増えたか」を見る

今回GA4で確認したのは、中国から突然34ユーザーのアクセスが発生したという現象でした。

しかし、より気になったのは平均エンゲージメント時間がほぼ0秒だったことです。

日本からのアクセスとも行動が異なっていたため、通常の読者ではなくボットや自動アクセスの可能性も考えました。

ただし、現時点でボットだと断定できる材料はありません。

今回分かったのは、GA4では「何人来たか」だけを見るのではなく、そのユーザーがサイトで何をしていたのかまで確認する必要があるということです。

ブログを始めたばかりだと、アクセスが増えればそれだけでうれしくなります。しかし数字が大きく動いたときほど、「なぜ増えたのか」を確認する。

今回の中国アクセス急増は、GA4を単なるアクセスカウンターではなく、読者の行動や異常値を確認するためのツールとして見るきっかけになりました。


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